引越しの荷造りの手伝いは友達に頼る？3つのメリット・デメリット

引越しをするときの荷造りの方法は2択です。

引越し業者へ頼めば費用がかかる代わりに、すべてプロが行ってくれ負担が減ります。

自分たちで行う場合には、費用がかからない代わりに、身体的な負担がついてきます。

 

引越し業者へ依頼する場合も、自分たちで引越しをする場合も、メリット・デメリットがいくつかあります。

自分たちの置かれた状況によって、最善な方法を見つけてください。

 

今回は引越し荷造りの手伝いを友達に頼る、メリット・デメリットについて紹介します。

 

友達に手伝ってもらう時の3つのメリット

引越しを友達に手伝ってもらうメリットは3つあります。

一見、それだけ？と感じる内容ですが、いざ引っ越すとなると重要なポイントです。

業者に依頼すると難しい問題が、友達に手伝ってもらうことで解決できます。

 

では、引越し業者へ依頼するメリットを紹介します。

①手軽に引越しできる

友達に引越しを手伝ってもらうと、引越し業者に頼む手間が省け、手軽に引越しができます。

引越し業者に頼む場合、

忙しい人や金銭的に厳しい人には敷居が高いです。

 

その点、友達に引越しを手伝ってもらうと、

手軽に引越しの手配ができます。

 

また、引越し業者の一括見積サイトを利用すると、電話が鳴りやまなくなることがありますが、友達に手伝ってもらえばこの心配がありません。

②費用が安価

友達に引越しの荷造りの手伝いを依頼した場合にかかる費用は、引越しまでお願いすればレンタカー代・梱包用段ボール・手伝ってもらったお礼代です。

車を持っている場合、レンタカー代はかかりません。また、段ボールも以前の引越しで利用した物・スーパーからもらってくることで、費用を浮かせます。

 

引越し業者に頼む場合には、移動距離と荷物の量により金額が変わります。また、繁忙期には金額が大幅に変わることも。

単身パック等お得なプランもありますが、荷物の量が増えれば金額はあがり移動距離によっても金額が前後します。

 

荷物が多い引越しの場合は、友達に手伝ってもらい引越しをすることで、引越し業者を頼んだときにかかる費用の半額以下で引越しができることも可能です。

③悪天候は無理しなくていい

引越しを友達に手伝ってもらう場合、悪天候の場合は延期にすることが可能です。

友達の予定次第にはなりますが無理して悪天候の中、引越しをする必要はありません。

 

引越し業者に頼んだ日程が悪天候だった場合、キャンセルや延期にするとキャンセル料が発生・直近の予定が組めない場合があります。

 

悪天候での引越しは家の中に汚れを持ち込む可能性があり、あまり好ましくありません。

 

引越し業者はプロなので、雨の日でも荷物が濡れないようにしてくれます。しかし100％ではないので、晴天の日に比べると新居に運び込まれる汚れが増えることが多いです。

 

友達に手伝ってもらう時の3つのデメリット

引越しを友達に手伝ってもらうときのデメリットも、3つあります。

引越し作業をプロに依頼しない場合、すべての出来事に対し保障がありません。

 

また、友達への気配りを忘れてはいけない・作業時間がかかるため時間が読めないという問題があります。

では、デメリットについてみていきます。

①怪我や物の破損

引越しを友達に手伝ってもらった場合、万が一、家具家電が傷ついてしまっても保障されません。

引越し前の家・新居の敷地内にある物・家の壁等を破損した場合も、自己負担で直す必要があります。

 

それに加え、引越しを手伝ってくれた友達が怪我をした場合や第三者を怪我させてしまった場合も、責任を負わないといけません。

 

引越し業者は建物はもちろん、人を傷つけない作業をするプロです。

万が一、家具家電・人が引っ越し作業が原因で傷つくようなことがあれば、依頼主の荷物・傷つけてしまった人は引越し業者によって保障されます。

 

大型家電は、引っ越し後に不具合を起こすことが少なくありません。引越しの際は、大型家電のみ引越し業者に頼むのがベストです。

 

②気配りが大変

いくら友達同士とはいえ、自分の都合に付き合ってもらう以上、相手の状態を気にしなければなりません。

暑い日ならば熱中症の危険もあり、スポーツドリンクや食事のタイミングも気にする必要があり、誰が何をしているかを把握していないと、余計な時間もかかるので現場管理も必要です。

 

また、梱包や搬出時に荷物の詰め方や運び方・運ぶ順番など、ある程度考えておかないと搬入時に困ります。

 

引越しをする本人にしかわからないことなので、友達に逐一指示を出しながら引越しするのはとても疲れる作業です。

 

③作業に時間がかかる

友達に引越しを手伝ってもらうと、引っ越し作業に大幅な時間がかかります。

重い荷物を運ぶのに慣れていない人達で、大きな家具・家電を運ぶのは難しいです。

 

エレベーターに乗れない大きさの家具家電を、階段から搬出・搬入することになれば、時間がかかるに加え危険も伴います。

 

また、荷物の運び出しに時間がかかるのはもちろん、梱包も素人では難しいです。

重さを考えず詰めてしまうと、重くて搬出できないこともあります。

 

その他にも、部屋を関係なしに入る荷物から詰めてしまい、荷ほどきするときに部屋がばらばらで苦労することも。

 

引越し作業後のお礼は何がいい？

友達に引越しを手伝ってもらった場合、お礼として食事・お礼の品・商品券・現金を渡すことがあります。

これらに加えて、引っ越し作業に来てもらうための交通費を出すのが礼儀です。

 

では引っ越し作業のお礼の相場について見ていきます。

 

引越し作業を手伝ってくれた友たちへのお礼の相場は、約3000～5000円程度です。

 

現金として包む場合には、事前にポチ袋等用意しておきましょう。しかし、友達同士での引越しで現金を包むと、相手としては受け取りにくい気持ちもあるので、相手との関係によって渡すものを選ぶ必要があります。

 

お礼に食事をごちそうする場合には、事前に手伝ってくれる人の希望を聞いておくとスムーズです。

引っ越し後に決めるより、事前に予約したところへ行くほうが負担が少なくなります。友達同士の引っ越し作業のお礼では、食事が一番気兼ねなく楽しめます。

 

お礼の品として好ましいものは、焼き菓子等、長持ちするものです。

これらのお礼の品も、引越し作業に入る前日までに用意しておきましょう。また、帰るときに持ち帰ってもらうことになるので、負担にならない大きさ・重さのものがベストです。

 

商品券は友達との関係性にもよりますが、現金よりも相手が気兼ねなく受け取れます。

商品券は使える店舗が限られているものではなく、チェーン店等、多数の店で使える物がおすすめです。

 

荷造りの手伝いはプロに任せる？

引越しの荷造りは荷物の量や収納によって、プロに任せたほうが良いか変わります。

上記の場合には、自分たちでも簡単に荷造りができます。

 

反対に、

こういった場合には、引越し業者へ荷造りを依頼したほうが良いです。

 

引越しの荷造りをする際に気をつけなければならないのは、荷物を置く部屋・荷物を詰める量です。

荷物を置く場所ごとにまとめていかないと、にほどきするときにぐちゃぐちゃになります。また、荷物を詰める量を間違えると、段ボールに穴が開いたり運び出せなくなります。

 

荷物が小分けに収納に入っている場合やショーケース等に洋服が入っている場合には、収納をそのまま運び出すことができます。

そのため、梱包作業がほとんど必要ありません。収納ケースごと運べてしまうので、荷ほどきのときも簡単に終わります。

 

プロであれば散らかっている荷物を、部屋ごとに重さを考えながら梱包できます。

しかし素人だとあるものから詰めてしまいがちなので、梱包するのはよいですが後々大変になります。そのため片付いていない部屋の人は、引越し業者へ依頼するのがおすすめです。

 

また洋服を箪笥に入れている場合、箪笥は基本的に中身が空っぽでないと重たくて運べないので、中身をすべて出す必要があります。

引越し業者ならば、洋服用の梱包ケースを用意してくれますが、ない場合には段ボール等に直入れとなり衛生的ではありません。

 

クローゼットに入っていたスーツ等は、洋服用の梱包にいれないとしわになります。そ

のため、箪笥やクローゼットに荷物がたくさんある人は、引越し業者に頼むほうが良いでしょう。

 

引越し業者と家事代行サービスの違い

引越し業者と家事代行サービスの大きな違いは、荷物を搬出、搬入できるか・部屋の片付け、荷物の配置をしてくれるかです。

 

引越し業者は搬出、搬入・荷物の配置をしてくれ、オプションとして荷ほどきをしてくれます。

家事代行サービスは搬出、搬入はしませんが、部屋の片付け・買い物等の家事をしてくれます。

 

部屋の片付けが得意な人や、自分ですべてやる気がある人は、引越し業者へ最低限の依頼をする。

新居を入居当日から綺麗に整理整頓し、引っ越し作業を早く終わらせたい場合には、家事代行サービスが向いています。

 

メリット・デメリット

引越し業者へ依頼する場合のメリットは、

また、引越し作業中に家や荷物が破損してしまった場合には、引越し業者で保障されます。

 

反対にデメリットは、

の2点です。

 

家事代行サービスのメリットは、

荷ほどきから手伝ってくれるので、家が綺麗に片付きます。また、片付けの最中にお腹が減れば、家事代行なので買い物へ行ってもらうことも可能です。

 

デメリットは

搬入後の荷物の位置が気に食わない場合に自分でどうにかするしかありません。また、時間制なので時間になれば作業が中途半端でも、切り上げて帰ってしまいます。

 

まとめ

引越しの荷造りを友達に頼るメリット・デメリットを紹介しましたが、いかがでしたか。

引越しの荷造りは簡単そうに見えて、意外と奥が深いです。

 

なにも考えずに荷造りをしてしまうと、荷ほどきで苦労しますので十分に考えて荷造りを始めましょう。

 

業者へ頼む場合にも、友達へ頼む場合にも、メリット・デメリットはつきものです。

すべてをプロへ依頼すれば費用がかさみ、自分たちで行えば危険が伴います。

 

自分にあった最善の引越しの荷造りを考え、最適な引越しライフをお過ごしください。

 

 

荷造り中の悩みはこの記事以外にも書いてるので参考にして下さい。

⇒荷造りに悩んでいる人の強い味方！経験者だから分かる解決方法を紹介！